【MORLEY CLOTHING】 店主
店舗情報や日常をお伝えしていきます。
2017年01月30日
ジーンズセレクトショップ5
こんにちは!!
ジーンズセレクトショップシリーズ
「第5弾」
1回目キバタデニム・2回目ロープ染色・3回目パーツ・4回主な縫い方
に続き、
今回は取り扱いジーンズの主な縫製仕様(アメカジやヴィンテージ系特有の)
その1をお伝えしたいと思います。
まずは…ベルトループの山高+バンザイ付け。
画像で分かり難いかも知れませんが、
真ん中だけポコっと膨らませてあり使用していく度に色落ちします。
バンザイ付けは後ほど…。
革パッチは一筆縫い。簡単に言うとウエスト帯先を縫っている工程で一気に縫うみたいな!!
店にある素材でバンザイ付けと一筆縫いをシュミレーションしてみました。
帯の上部を縫う際に先にベルトループを仮留めしておき、
織ってこの上からカン止めをする縫製仕様をバンザイ付けと言います。
ベルトループを仮留め状態からそのまま進み革パッチ部に突入います。
(頒布を革パッチと想定しています。ご了承下さいませ。)
まずは真っ直ぐ上部を縫っていき、
その後、四方を縫い最後は上部を2回縫います。
帯先の始末の際に一気にやってしまいます。
これを一筆縫いと言います。
(後から革パッチのみを四方タタキしている訳ではございません。)
※以上、シュミレーションでした!!
続いて一筆縫いの後、残りのバンザイ付けし(ベルトループ)帯先始末の最後は…ステッチを持ち出しに落としてからV字に縫い返し針で終了です。
V字ステッチが下の二重環縫いほつれ止めやトップボタンの付ける目印にも役に立つます。
まだまだ書いていきたい所ですが…帯だけで思いのほか長くなってしまいましたので、
続きは…次回にしていきたいと思います。
皆様により一層、ジーンズを楽しむ生活のネタとして頂ければと思います。
ジーンズセレクトショップ6に続く…