【MORLEY CLOTHING】 店主

店舗情報や日常をお伝えしていきます。

2017年01月10日

ジーンズセレクトショップ4

こんにちは!!最近は連日で取り扱いジーンズについてご案内させて頂いております。
1回目キバタデニム・2回目ロープ染色・3回目パーツ

そして今回は…
ジーンズに用いる主な縫い方をアップしていこうと思います。

(ヴィンテージ系の縫製仕様は別の機会でお伝えしていこう思います。)


●まずは本縫い。
1本の上糸と1本の下糸の2本の糸を生地の中央に絡めて縫い目を作ります。ほつれにくく丈夫であります。
一般的にもよく使われている縫製方法です。家庭用ミシンの中でも一番ポピュラーです。


↑表

↑裏
●二重環縫い(チェーンステッチ)1本の糸で縫い目を形成している本縫いと違い、上糸と下糸が二重に交錯して縫い目を形成している縫製です。本縫いよりほつれやすいですが、見た目も良かったりして下糸の交換はないので、使いやすいですね。


↑表

↑裏
●インターロック。一般的にジーンズ縫製の特に強度が求められる大股(インサイドシーム)に用いられている縫い方。
2本針で5本糸で縫い目を形成されてます。二重環縫い+オーバーロック(ミシンにメスがあり、裁ち目端をカットしながら裁ち目がほつれないように端を縫う。)


↑表

↑裏
●巻き縫い。
2枚の生地を端は片方は表側で、もう片方は裏側に折り返し巻き込むように縫い合わせる方法です。
特に技術が必要でありますが非常に強度もあり頑丈な縫い方になります。

●カンどめ
負担のかかる部分を補強するための縫製です。専用のミシンで行います。


●ウエストベルトの帯つけ。
縫い合わさっている身頃(主な部分)に帯を縫い合わせるために必要な縫製で専用のミシンが必要となります。


●裾縫い
裾上げ専用ミシン(無くてもその他ミシンで代用できます。)シングルとチェーンステッチとありますが、ビンテージジーンズなどの独特な風合いを出す為にはチェーンが良いですね。裾を三つ折りして縫製する方法です。

※ジーンズを作る上では、
その他にベルトループを作るミシン・ボタンホールを開けるミシン・飾りステッチを入れるミシン(必要な場合のみ)などもあれば便利ですね!!

またそれぞれのミシンも撮影できる機会がありましたら、ご説明もしていきたいと思います。

今回のジーンズセレクトショップ4は以上になります。
皆様により一層、ジーンズを楽しむ生活のネタとして頂ければと思います。

次回、ジーンズセレクトショップ5に続く…

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